Inkubus をアップデートする
新しいバージョンの zip を note の販売記事からダウンロードしたら、この手順で既存のインストールを更新します。作品データ(server/data/ と server/output/)はアップデートで消えません。
npm install ではなく npm ci を使ってください。package-lock.json に厳密に従ってインストールします(npm install はロックを書き換える可能性があります)。
01 全体の流れ
所要はおよそ 5〜10 分です。
- サーバを停止する。
- 念のためバックアップを取る(推奨)。
- 新しい zip を展開する(= 既存フォルダに上書き)。
npm ciで依存を更新する。- サーバを起動して動作確認。
02 サーバを停止する
npm run dev のターミナルで Ctrl+C。キューを稼働中なら、バッチ完了を待つかジョブ画面から先に停止しておくと安全です。
03 バックアップ(推奨)
スキーマ変更時は Inkubus が自動バックアップを取りますが、手元にもコピーを残すと安心です。server/data/app.sqlite と server/output/ を別の場所にコピーするだけで OK。サーバをきちんと停止していれば app.sqlite 1 つで足ります。
04 上書き展開
配布 zip は常に inkubus/ という名前のフォルダで展開されます。既存の inkubus/ の上に上書きすれば OK。server/data/ と server/output/ は zip に含まれないので消えません。
Windows
zip を右クリック → 「すべて展開」。展開先は既存の inkubus フォルダの 1 つ上の階層を指定(末尾に \inkubus-x.y.z が付いていたら消す)。「同名のファイルがあります」と聞かれたら「ファイルを置き換える」。
macOS / Linux
cd ~/code # 既存が ~/code/inkubus/ の場合
unzip -o ~/Downloads/inkubus-x.y.z.zip
-o は「確認なしで上書き」のオプションです。
不安な場合は、新 zip を別の空フォルダに展開してから、旧フォルダの server/data/ と server/output/ をコピーしても同じ結果になります。
05 依存の更新
cd inkubus
npm ci
新バージョンでは依存ライブラリが増減することがあるので npm ci は必須です。server/ と web/ 両方の依存が同時に入ります。
06 動作確認
npm run dev
ブラウザで http://localhost:5173(Chrome 推奨)を開き、ヘッダや About 画面のバージョン表示が新しいか、ライブラリで過去の作品が見えるかを確認してください。
07 自動バックアップ
DB スキーマが変わるアップデートでは、起動時にスキーマ更新の直前に SQLite を自動バックアップします。
- 保存先:
server/data/app.sqlite.bak-YYYY-MM-DDTHH-mm-ss - 直近 5 件まで自動保持、古いものは削除。
- 問題が起きたら、この
.bak-...をapp.sqliteにリネームで復元できます(古いバージョンの zip と合わせて使用)。