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AI推敲(タイトルを付け直す)

タイトルは、物語を書き始める前に決まります。まだ本文が 1 文字も無い時点で付けた名前なので、書き上がった作品とずれていることがあります。AI推敲は、本文を最後まで読み直したうえでタイトルとサブタイトルを付け直してもらう機能です。

01 なぜタイトルを付け直すのか

Inkubus は「タイトル → あらすじ → 登場人物 → 各章」の順で書きます。つまりタイトルはいちばん情報が少ない時点で決まっています。書き上がってから読み返すと、もっと合う名前が見つかることがよくあります。

タイトルは、作品の中でいちばん人目に触れる文字列でもあります。ライブラリの見出し、EPUB の書誌情報、ダウンロードのファイル名、そして表紙に焼き込む文字まで、すべてここから来ています。販売を考えるなら、ここを整えるのがいちばん効きます。

v3.0.0 で推敲できるのはタイトルとサブタイトルです。本文や章の推敲は次の版以降に進めます。

02 推敲モードを開く

小説ビューを開き、上部の モード で 推敲 を選びます。モードは 3 つあります。

モード何ができるか
読む(既定)操作の UI を隠した読書用の表示
編集自分の手で本文やタイトルを直す
推敲AI にタイトルを付け直してもらう

03 使い方の流れ

  1. モードを「推敲」にする — 現在のタイトルとサブタイトルが枠で表示され、その下に依頼のパネルが開きます。
  2. 設定を確認する — 既定のままで構いません。案の数や長さを変えたいときだけ触ります(04)。
  3. 「推敲してもらう」を押す — 本文をすべて読み込むため、少し時間がかかります(作品の長さとモデル次第で、およそ 20 秒〜1 分)。画面を閉じても裏で続きます。
  4. 案が並ぶ — 指定した数だけ、タイトルとサブタイトルの組が出ます。それぞれの実際の字数も表示されます。
  5. 気に入った案を採用する — 押すまで作品は変わりません(05)。

担当するのは、その作品を書いたロールを受け持つ編集者という設定の AI です。官能小説家の作品なら官能小説の担当編集者、なろう系小説家の作品ならなろう系の担当編集者として考えるので、ジャンルに合った案が出ます。

04 設定の意味

項目既定説明
モデルその作品を書いたモデルいま接続している Ollama にあるモデルから選べます。作品を書いたモデルには印が付きます
コンテキストその作品を書いたときの値本文をすべて読ませるので、本文の目安トークンより小さいと途中までしか読まれません。小さい場合は画面が警告します
案の数5 件5〜10 件。多くしても時間はほとんど変わりません
タイトルの長さ26 字くらい16〜37 字。目安であって厳密な指定ではありません
サブタイトルの長さ34 字くらい24〜50 字。表紙に載せるキャッチコピーとして書かれます

長さは「だいたいこのくらい」という希望です。実際に返ってきた字数は案ごとに表示されるので、そこを見て次の指定を決めるのが早道です。

05 案を採用する

各案には 3 つのボタンがあります。

ボタンどうなるか
この案を使うタイトルとサブタイトルの両方を置き換えます
タイトルだけタイトルだけ置き換え、サブタイトルは今のまま残します
サブタイトルだけサブタイトルだけ置き換え、タイトルは今のまま残します

「タイトルは 1 番目の案、サブタイトルは 3 番目の案」という混ぜ方ができます。いま採用している案には 採用中 の印が付き、枠が色付きになります。片方だけ採っている場合は タイトルを採用中 のように、どちらを採ったかが出ます。

採用するとライブラリの見出しやダウンロードのファイル名にもすぐ反映されます。製本の表紙や EPUB の書誌情報にも、次に開いたときから新しいタイトルが使われます。

06 元に戻す

採用した内容は、あなたが手で編集したのとまったく同じ扱いで保存されます。元のタイトルは消えずに残っているので、いつでも戻せます。

07 頼んでいる内容を確認する

パネルの プロンプト を押すと、いまの設定で実際に AI へ送る文面がそのまま開きます。編集者としての立場、ジャンル、字数の希望、ネタバレ禁止といった指示が並んでいるので、「なぜこういう案が出たのか」が読めば分かります。コピーもできます。

本文の全文だけは長すぎるので、表示のうえでは差し替えてあります(実際に送られる字数は下に表示されます)。

08 うまく使うコツ

09 気をつけること