v2.9 — 長編対応
Inkubus は 1 作品につき最大 100 章まで指定できます。ただ章数を増やすほど、生成は長くなり、読むのも大変になります。v2.9 はそこを正面から扱ったバージョンです。「途中で止めて、あとで続きから」を書く側と読む側の両方に用意しました。
変更点の一覧は変更履歴にあります。このページは、何がうれしいのかを図とイラストで見るためのページです。
01 2 本柱のコンセプト
02 書きやすさ — 何日かに分けて書く
100 章を一晩で書き切る必要はありません。「今夜は 20 章まで」と決めて走らせ、朝には PC が空いている。続きは次の夜に、というふうに分けられます。
- ◯章まで生成して停止
- 章数とは別に止める章を指定できます。各作品を指定の章まで書いたら自動で止まるので、「寝る前の数時間だけ回したい」「朝には PC を使いたい」に合わせられます。新規実行画面の「途中まで生成して止める(上級者向け)」から。
- 執筆時間の予測
- いま選んでいる接続先とモデルのこれまでの実績から、生成にかかるおおよその時間を表示します。章数やスリープを変えるとその場で変わるので、「どこで止めるか」の目安になります。実績がない組み合わせでは表示されません。
- 章の執筆再開
- 止めた作品は、小説ビューの「続きから再開」で未完了の章から生成し直せます。完成済みの作品はスキップされ、それまでの成果は無駄になりません。再開のときに「最後まで書くか、今回も途中までか」を選べます。→ 章の執筆再開(続きから生成)
数十章クラスの長い生成では、章と章のあいだのスリープも入れられるようになりました(新規実行画面・章数 2 以上のとき表示、既定はオフ)。GPU の発熱対策に。
03 読みやすさ — 章ごとに読んで、栞をはさむ
書き上がった長編を、1 ページに全文ぶら下げたまま読むのはつらい作業です。v2.9 では小説投稿サイトのように1 ページ = 1 章で読めるようになり、気に入った文章には色つきの栞をはさめます。
- 章ごと読書ビュー
- 1 ページに 1 章だけを表示します。PC では本文の横に目次(章タイトル一覧・読んだ章に ✓)が並び、本文の上下から前の章・次の章へ移動できます。最後に読んでいた章は作品ごとに記憶され、「続きから読む」で戻れます。切り替えは作品ごとで、既定は従来どおりの全章一括です。→ 読書ビュー(章ごと表示)
- ブックマーク
- 本文をドラッグ選択すると5 色(黄・桃・青・緑・紫)のマーカーで保存できます。マーカーを押せば色の変更と削除がその場で。専用のブックマーク画面では全作品を横断して一覧でき、色で絞り込み、1 件ごとにメモ(300 字まで)を残せます。→ ブックマーク
04 そのほかの変更
長編対応が柱ですが、あわせて画面まわりも作り直しています。
- 新規実行画面の作り直し — 「① 何を書くか → ② どう書くか → ③ どう回すか」の 3 ステップ構成。数値は [−|値|+] のステッパーで、長い説明は (i) の中に収納しました。
- ライブラリの刷新 — 白いカードに一新し、「お気に入り・再開待ち・おまけ」で絞り込めます。途中で止まっている作品だけを並べる「再開待ち」は、続きを待っている作品を探すためのものです。
- 本文の保存先がデータベースに — 作品が増えてもファイルがたまりません。以前の作品はそのまま読め、設定画面から任意で統合できます。
- テーマとアイコン — ライトテーマの背景を小説投稿サイトと同じ無彩色トーンに。テーマは 2 つに整理し、ヘッダーの ◐ でワンクリック切替になりました。
細かい一覧は変更履歴の v2.9をご覧ください。
05 入手について
v2.9 は note のメンバーシップ限定で配布した版です。単品購入でも手に入る正式配布版は v3.0「出版対応」で、v2.9 の内容も含みます。いまの最新は v3.1.0(メンバーシップ限定)です。アップデートの手順は アップデートのページにあります。