章の執筆再開(続きから生成)
生成を途中で止めた作品・不意に中断された作品は、未完了の章から続きを生成できます。100 章級の長編を数日に分けて回す、寝る前に「◯章まで」と決めて回す、といった使い方を支える機能です。すでに完成した章とあらすじはそのまま温存されます。
01 再開とは
次のどの状態からでも、続きから生成し直せます。
- 自分で停止した
- 生成中に停止ボタンで止めた作品。完成済みの章はそのまま残っています。
- 途中まで生成して止めた
- 新規実行画面の「途中まで生成して止める」で、指定した章まで生成して自動停止した作品(下の 03)。
- 中断された
- PC のスリープや Inkubus の再起動などで生成が途切れた作品。
いずれも完成済みの章・あらすじ・登場人物は書き直されません。足りない章だけを続きとして生成します。
02 使い方
- 止まっている作品を小説ビューで開きます(ライブラリ画面から。「再開待ち」のしぼり込みを使うと見つけやすいです)。
- 「▶ 続きから再開」を押します。章ごと表示のときは目次の「作品情報」にもあります。
- 生成時の設定(モデル・章数・著者名・あとがき・終章スタイル)を確認する画面が出ます。再開はこの設定のまま続きを生成するので、内容を確かめて「この設定で再開」を押してください。
- 「◯章まで」で止めた作品では、同じ画面で「最後まで生成する / 今回も途中まで生成して止める」を選べます。少しずつ進めるなら後者を選び、次に止める章を指定します。
完成済みの作品には「再開」は出ません。完成した物語の続きを書きたいときは、拡張機能の「続編」を使ってください(同じ仕組みで章を追加します)。
03 途中まで生成して止める
新規実行画面の「どう回すか(実行プラン)」にある「途中まで生成して止める」で、各作品を指定した章まで生成したら自動で停止できます。寝る前など、使える時間が限られているときの設定です。
- 複数作品のバッチでは、各作品が指定章に達すると次の作品へ進み、全作品が指定章まで到達した時点でバッチ全体が停止します。
- 止まった作品は上の 02 の手順でいつでも続きから再開できます。ライブラリ画面では「計画停止」バッジが付き、「再開待ち」のしぼり込みで一覧できます。
- 途中で止まっている作品には、あとがきは付きません。再開して最後まで生成したときに付きます(あとがきを ON にして生成した作品の場合)。
04 止まり方の 3 パターン
止め方によって「どこから再開されるか」が変わります。違いはその章を書き終えていたかどうかの 1 点だけです。
停止ボタンの既定は ②「章完了まで待って停止」です。押したときに書いている章を最後まで書き終えてから止まるので、章が欠けたり書き直しになったりしません。すぐ止めたいときだけ、停止のダイアログで ①「強制停止」を選んでください。
このほかに、PC のスリープや Inkubus の再起動で生成が途切れた「中断」があります。止まった位置は ① と同じ扱いで、書きかけの章は再開時に書き直されます。
05 仕組み(図解)
再開のポイントは、完成済みの本文をぜんぶそのまま AI に読ませ直してから続きを書かせることです。要約やあらすじだけで済ませないため、伏線・文体・言い回しの一貫性が保たれます。
コンテキストサイズに注意。完成済みの本文をぜんぶ読ませるため、続きが進むほど AI に渡す文章は長くなります。長編を再開でつなぐときは、新規実行のときに作品全体の目安文字数が収まるコンテキストサイズを選んでおいてください(足りないと、続きが前半の内容を忘れることがあります)。
06 よくある質問
- 再開すると完成済みの章が変わってしまう?
- 変わりません。完成済みの章は「読ませる」だけで、生成し直すのは未完了の章だけです。
- 再開したら文体が変わった気がする
- 再開は生成時と同じモデル・同じ設定で走り、完成済みの本文を全部読ませているため、文体は概ね引き継がれます。
- 「モデルが見つからないため続行できません」と出た
- 再開はいま設定画面で選んでいる接続先の Ollamaで実行されます。停止したあとに接続先を切り替えた場合、その接続先に生成時のモデルが入っていないと再開できません。設定画面で元の接続先に戻すか、その接続先に同じモデルを取得(
ollama pull)してから再開してください。別のモデルへの変更は受け付けていません(一貫性が崩れるため)。 - 「◯章まで」で止めた作品を、また途中まで、を繰り返せる?
- できます。再開のたびに「最後まで / 今回も途中まで」を選べるので、少しずつ進めて完結まで持っていけます。
- 複数作品のバッチの一部だけ再開したい
- 再開はバッチ単位です。ただし完成済みの作品は自動でスキップされるので、実際に生成されるのは未完了の作品の続きだけです。